2008年12月06日

野毛のまち紹介(14) ~金星太陽面経過観測記念碑~

今日は、野毛のまち紹介シリーズの第14回目として、
「金星太陽面経過観測記念碑」の紹介をいたします。

1874年、白昼に金星が黒いシルエットの形となって太陽の直前を通過する様子の観察に、
コバルービアスを隊長とするメキシコ隊と日本水路寮の吉田重親らが成功しました。

金星が太陽と地球の間を三者一直線の形で並びながら通過する機会はきわめて少なく、
観測に絶好な地として開国から間もない日本に、世界中の科学先進国が
大勢の天文学者を送り出しました。

野毛のまち紹介(14) ~金星太陽面経過観測記念碑~

100年後の1974年、これを記念し、観測に成功したこの地に建てられました。

場所は紅葉坂で、前回お伝えした神奈川奉行所跡の碑のすぐ近くです。


参考資料:野毛地区振興事業協同組合編『ノゲ劇場 野毛界隈』p.60

terada


タグ :野毛


Posted by 市大生 at 23:54│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。